こんにちは、北町第一市民消火隊です。
4月になり気温もあがり、2年目の「自粛中の春」となりましたが、皆様お元気にすごされていますでしょうか。
消火隊でも緊急事態宣言下で訓練が行えず、悩ましい日々を過ごしております。
そんな中ではありますが、皆様の防災活動向上へ少しでもお手伝いさせていただくべく、東京消防庁発表の「住宅火災防止の取り組み」に関してお伝えします。
火災による死亡の9割は住宅火災
湿度も上がり始め、建物火災の件数は少なくなりましたが、4月・5月はまだまだ平均よりも多い状態です。
火災による死亡の9割は住宅火災で発生しており、しっかりと火災の対策を行うことが重要になります。また出火原因は
- たばこ
- ストーブ
- こんろ
が主な原因になっています。
住宅火災から命を守るためのポイントを、東京消防庁の配布冊子より抜粋してお伝えします。
たばこ(毎年、死者発生原因第一位!)
- 寝タバコは絶対にしない
- 飲酒→喫煙→うたた寝に注意
- 吸い殻を灰皿にためない
- 吸い殻は水で完全に消してから捨てる
- 火種を落とさないような安全な場所で喫煙する
こんろ(住宅火災発生原因第一位 着衣への着火に注意!)
- 調理中に離れない
- 周囲に燃えやすいものを置かない
- 防炎品のエプロンやアームカバーを使用する
- 火が鍋底からはみ出さないように調節する
- 安全機能(Siセンサー)付きコンロを使用する
ストーブ(ストーブの中でも電気ストーブに注意!)
- 周囲に燃えやすいものを置かない
- 外出時・就寝時は必ず消す
- 給油は必ず火を消してから
- ストーブの近くで洗濯物を乾かさない
コード(身近に潜む火災の危険!)
- 使っていないプラグは抜いておく
- プラグ/コンセント等は定期的に掃除する
- 家具などの下敷き、折れ曲がりに注意する
- タップは決められた容量内で使用する
- 束ねて使用しない
住宅用の防災機器も備えておくことが重要です。
今週は春の全国交通安全運動も行われています。火災だけではなく、事故にも注意し、新型コロナウイルス感染症への対策も行い、安全にお過ごし下さい。